きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

慌ただしく揺れるハンデ重賞

12月16日は、田中 清隆調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

土曜中山競馬場では牝馬ハンデ重賞のターコイズステークスが行われます。重賞に格上げされてから今年で3回目。まだ歴史の浅い重賞です。昨年こそ1番人気、6番人気、3番人気の平穏な決着でしたが、第1回目の2015年が11番人気、16番人気、15番人気の決着で単勝290万馬券、オープン競走時代の2011年には14番人気のマイネプリンセスが軽ハンデを活かして優勝と、何かと慌ただしくレースが揺れ動く状況となっています。

さて今年ですが印の面ではラビットラン、ワンブレスアウェイ、フロンテアクイーン、ミスパンテール、デンコウアンジュらに集まっているようです。ラビットランはダートでデビューし、その後芝に転向。2連勝でローズステークスを勝つも、前走秋華賞では重馬場で持ち味を活かせずの結果でした。ワンブレスアウェイは、前走は馬体プラス16キロでイレ込みも激しく出遅れての10着。休み明け2戦目で相性のよい戸崎騎手に戻ってのレース参戦です。フロンテアクイーンは紫苑ステークス3着、福島牝馬ステークス2着の重賞実績を持ちます。ミスパンテールはチューリップ賞でソウルスターリングの2着に入った馬。デンコウアンジュは今年春のヴィクトリアマイルで2着し穴を開けている馬です。

人気となっている馬以外でも、坂の向こうからアッと驚く牝馬が登場してきそうな、ターコイズステークスにはそんな雰囲気もただいます。

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