きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

有馬記念ファン投票の最終集計が発表されました。女王ブエナビスタ、三冠馬オルフェーヴルが上位を占め、ヴィクトワールピサなど実力馬が続いています。順当な結果だろうと思います。

上位10頭に優先出走権が与えられるわけですが、素晴らしいのは今週の香港マイルに出走のアパパネ以外、上位選出馬が出走に意欲をみなぎらせていることです。ファンの気持ちを大事に思うホースマンの皆さんの心意気が有馬記念のレース価値を年々高め、そのことがますますファンを惹きつける良い循環が生まれています。

コーナーを6回も回るトリッキーなコース形態であるとか、シーズン最後に設けられる開催時期の問題であるとか、少なからぬ批判もあるレースなのですが、やはり1年間の流れの中で考えてみると、その年のG1馬を中心に牡牝の別なく世代を超えて“G1馬の中のG1馬”を争う選手権(グランプリ)競走は、この時期のこのコースしか思い浮かばないのも事実です。

来年のように最終日の1日前に開催するというだけでファンからブーイングが巻き起こるほど人々のライフスタイルに溶け込んでいるのでしょう。大事にしなければならないレースです。もっと、もっと盛り上げていきたい師走の風物詩です。

そんな思いを込めて《有馬記念プレミアムレセプション》を今年も開催します。ファン、ホースマンがこぞって参加していただけると嬉しいです。12月19日、お目にかかれるのを楽しみにしています。

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