きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.10.23

開花したロンドンブリッジの血

10月23日は、石橋 守 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜京都競馬場では3歳クラシック最終章の菊花賞が行われました。台風21号の影響で連日の雨で馬場状態は不良。最終オッズは1番人気がキセキで単勝4.5倍、2番人気がアルアインで4.9倍、3番人気がミッキースワローで5.2倍、4番人気がダンビュライトで8.3倍とここまでが10倍を切るオッズで、サトノアーサーが14.0倍、サトノクロニクルが14.7倍、ウインガナドルが14.7倍、トリコロールブルーが15.7倍と以下人気がつづいてのレースとなりました。

勝ったのは1番人気のキセキでした。レースはスタートからマイスタイルが果敢に先手を奪い逃走し、2番手にウインガナドルがつけて、アルアインは中団、キセキは後方からといった展開で進み、1000mは64秒1で通過。向こう正面で隊列が動き始め、アダムバローズが先に仕掛けたところでダンビュライトが先頭に競り立ち、直線では抜け出したクリンチャーをさらに外からキセキが交わして最後は2馬身差をつけての勝利となりました。

キセキは、父ルーラーシップ、母父ディープインパクト、母はブリッツフィナーレの血統になります。春はクラシック未出走で神戸新聞杯2着からの菊花賞出走。初の重賞勝利が大きな戴冠となりました。ルーラーシップ産駒にとり初の重賞勝利で、産駒のG1タイトルも今回が初となります。キセキの祖母ロンドンブリッジは現役時代わずか6戦だったものの、デビューから快速で他馬をぶっちぎり、ファンの記憶に刻んだ馬でした。前哨戦で敗れて4番人気に甘んじた桜花賞では外枠から逃げて、ファレノプシスの2着まで粘り切るレースを魅せました。その血がディープインパクト、ルーラーシップ、さらにはエアグルーヴの血と交わり才能開花となりました。