きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダイワメジャー産駒、ワンツー

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日曜新潟競馬場で行われた新潟2歳ステークスは、3番人気のフロンティアが好スタートから道中2番手あたりを追走し、直線で逃げるコーディエライトを3/4馬身差交わして、デビューから2連勝で初の重賞タイトルを手にしました。1000m通過1分1秒6のゆったりとした流れを無理なく追走し、最後は上がり32秒9でまとめての勝利でした。

フロンティアは父ダイワメジャー、母父トニービン、母グレースランドの血統です。母グレースランドは、ステイゴールドの半妹になり、繁殖牝馬としてフジキセキとの間にドリームパスポートを産んでいます。ドリームパスポートは2006年のクラシック世代で、皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞2着の成績を残し、ジャパンカップでもディープインパクトの2着とG1こそ手にできなかったものの鞍上の高田潤騎手とともにファンに記憶を残した馬でした。
母グレースランドから今回久々の重賞馬誕生となりました。

2着には逃げたコーディエライトがそのまま逃げ残りました。フロンティアと同じく父はダイワメジャーになり、今年の新潟2歳ステークスはダイワメジャー産駒のワンツーとなりました。新種牡馬が話題の今年の2歳世代で、ベテランの種牡馬も負けじと活躍馬を送り出すことで、2歳戦線はさらに熱が帯びてきそうです。

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