きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

菊花賞トライアルだからこそ

9月24日は、清水 英克 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜中山競馬場ではオールカマー、阪神競馬場では神戸新聞杯が行われます。オールカマーは優勝馬に天皇賞(秋)への優先出走権が与えられ、神戸新聞杯は3着までの馬に菊花賞への優先出走権が与えられているレースです。2000年以前は神戸新聞杯のほか、京都新聞杯が菊花賞トライアルレースで行われていましたが番組改定により5月に移設。神戸新聞杯が関西で行われる唯一の菊花賞トライアルとなったことで、3歳有力馬の秋始動戦として神戸新聞杯が役割をよりいっそう担うことになりました。

さて今年の神戸新聞杯ですが、ダービー馬レイデオロが登場。前日オッズでは単勝2.1倍で1番人気に支持されています。2番人気は単勝3.5倍でキセキとなっています。キセキは父ルーラーシップ、母父ディープインパクト、母ブリッツフィナーレで母はロンドンブリッジの血を引き、超良血馬になります。ただレイデオロにしても菊花賞はパスして秋の最大目標はジャパンカップのようですし、キセキにしても菊花賞ではなく中距離路線を歩むことが示唆されている状況です。

せっかくのトライアルレースだからこそ、その後の菊花賞へとつづく活躍馬の登場に期待したいところ。ひと夏を越して、3歳馬の勢力図を塗り替えるような、各馬の成長ぶりに期待したいところですが、どのような結果となるでしょうか?

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