きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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5日に中山競馬場と京都競馬場で東西金杯が行われ、2014年の中央競馬はスタートしました。

中山競馬場で行われた中山金杯は、オーシャンブルーが直線インから抜けだして金鯱賞についでの重賞を手にしました。今回は初めてブリンカーを着用してのレースで、うまく気持ちをコントロールできたことも大きかったようです。オーシャンブルーは2012年の有馬記念で2着し翌年の活躍が期待されていましたが、2013年は日経賞9着から始まり、オールカマー7着、天皇賞(秋)13着、金鯱賞10着の成績でした。今回の中山金杯制覇は、復活を告げる1勝となりました。

2着にはカルドブレッサが入り、1番人気に支持され初の重賞制覇が期待されていたディサイファは3着でした。

京都競馬場で行われた京都金杯はエキストラエンドが後方から直線一気の末脚でゴールを駆け抜け重賞初制覇となりました。エキストラエンドはディープインパクト×ガルドロワイヤルの血統で、半兄にローエングリンがいる良血馬です。ローエングリンは現役時代は国内だけでなく海外にも遠征し、優勝こそなかったものの、ムーラン・ド・ロンシャン賞2着、香港マイル3着と好成績を残した馬でした。種牡馬となり、昨年の皐月賞馬ロゴタイプを送り出しています。ことし1年、良血をさらに開花させてください。

2着はオースミナイン、3着にはガルボが入りました。ガルボはトップハンデの58キロを背負ってのレースでしたがマイルでの地力を魅せてくれました。ことし7歳ですがまだまだ元気いっぱいです。

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