きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

秋から始まる3歳ドラマ

9月16日は、中谷 雄太 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は土、日、月と3日開催。日曜に秋華賞トライアルのローズステークスが阪神競馬場で、月曜に菊花賞トライアルのセントライト記念が中山競馬場で行われ、秋のクラシック最終章へ向けて3歳馬の蹄音が日に日に高まってきます。今年のクラシック戦線はフランケル産駒の話題に始まり、牡馬を凌駕する牝馬が続々登場。どこか個性が見えにくかった牡馬戦線もレイデオロが藤澤厩舎にダービーの冠を贈り、ひとつのドラマを作り上げました。

さて秋になり3歳女王ソウルスターリングは毎日王冠から天皇賞(秋)への参戦を表明。ダービー馬レイデオロはまずは使ってからのローテーションで、次走は来週の神戸新聞杯への出走が予定されています。その後のローテーションはレースを走ってみてからとの陣営コメントで、菊花賞へ向かうのか、それとも最大目標はジャパンカップとするのかはまだ未定。3歳馬路線は、春でひとつの物語が完結し、秋は再び仕切り直しでの新たな物語が始まる流れとなっています。

牡馬戦線はセントライト記念で皐月賞馬アルアインが登場。ルメール騎手との新コンビで豪快な追い切りを披露し、菊花賞へ向けて秋初戦となります。牝馬路線はローズステークス出走を表明していたオークス3着馬アドマイヤミヤビが左前脚に浅屈腱炎を発症し回避、そのまま電撃引退となりました。それでも桜花賞馬レーヌミノルにオークス2着のモズカッチャンにダート路線で関東オークスを制覇したクイーンマンボ、あるいは牝馬G1・2着2回のリスグラシューなど、激戦状態に変わりはありません。

秋が深まる中、レースは日に日に熱を帯びてきています。

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