きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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先週は桜花賞へのステップレースであるフェアリーSが行われましたが、今週は皐月賞へのステップレース京成杯が中山で行われます。

1999年以降では皐月賞と同じ中山・芝2000mで行われるようになり、春のクラシック戦線はもちろん、今後のG1戦線でも活躍馬を輩出する名馬への登竜門的なレースとなっています。近年では2010年の優勝馬エイシンフラッシュが皐月賞で3着に好走したあと日本ダービーを制覇し、5歳時には天皇賞(秋)も優勝しました。2009年2着馬のナカヤマフェスタは4歳時に宝塚記念を制し、その後、世界最高峰のレースである凱旋門賞へ挑戦すると、ここでも2着に好走する活躍を見せています。

今年も個性豊かな素質馬たちが集結しているようです。中でも地方競馬からの参戦という異色な経歴を持つプレイアンドリアル。昨年8月にホッカイドウ競馬でデビューすると初戦のJRA認定競走、続く重賞ジュニアグランプリを楽勝し、中央へ参戦。参戦後の2戦では惜敗が続き、その才能の片鱗はまだ見られませんが、皐月賞と同じコースとなる京成杯での走りに注目しましょう。

他にも血統面でいえば、チチカステナンゴ産駒のキングズオブザサンや秋華賞馬エアメサイヤを伯母に、AJCC優勝馬エアシェイディを伯父に持つエアアンセム、半姉に秋華賞馬ブラックエンブレムを持つホルボッシュらの名があがりますね。

このレースで好走し、クラシック候補に名乗りをあげるのは一体どの競走馬になるのでしょうか。

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