きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週の東京競馬では、2014年初戦のGI 競走フェブラリーSに向けて前哨戦である根岸Sがこの開幕週に予定されています。今年から本競走の優勝馬に優先出走権が与えられることとなり、一層激しい戦いが予想されます。

今年のダート短距離で注目を集めそうなのが、昨年の秋に芝からダートへ路線変更したドリームバレンチノ。芝の重賞を2勝し、高松宮記念でも2着と芝1200mでの実績は現役トップクラスなのは間違いありませんね。ダート初戦のJBCスプリントでは優勝馬エスポワールシチーから僅差の2着に好走し、続く2戦目の兵庫ゴールドTでダート重賞初優勝を飾りました。

父はロージズインメイ、母はコスモヴァレンチでRaise a Nativeのクロスを持つヘイロー系になりますね。父は2005年のドバイワールドカップで優勝しており、母父父はシーキングザゴールドと血統的にダート競走能力も持ち合わせているのも頷けます。

他にも芝からダート路線に転向したブライトラインや同様に転向組で安定的な成績を残しているアドマイヤロイヤル、芝・ダート兼用でその強さを見せるノーザンリバー、ダート路線一本で能力に磨きをかけてきたティアップワイルドらもいます。

今年もダート巧者が集結し、非常に楽しみなレースとなっています。ダート王への前哨戦を制するのは、一体どの競走馬でしょうか。

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