きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.6.2

日本競馬の父

6月2日は、松山将樹調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

「いよいよ、ですね!」
「いよいよ、です!!」
ご好評を頂いている4コマ漫画、『オーナーなかやま君』ではありませんが――今週から、2018年のクラシックに向けたあらたなる戦いがスタートします。
――いやいや、クラシックなんて、とても、そんな……。
顔の前でひらひらと手を振るオーナーの方にとっても、
――来年こそ!
心密かに思いを馳せるオーナーの方にとっても、いま、この時点での可能性は横一線。どの馬にも平等に未来は開かれています。
出来ならば、クラシックに出られるような馬になって欲しい。でも、その前に、まず、1勝。いやいや、勝つに越したことはないけど、それよりもなによりも、無事で帰ってきて欲しい――愛馬への思いも優劣はありません。と同時に、競馬は優勝劣敗の厳しい世界でもあります。馬とともに笑い、馬とともに泣き、馬とともに歩むみなさまにとって、幸多い一年であることを祈念しております。

さぁ、そして、もうひとつ。暦が皐月から水無月へと変わる今週、6月2日(土曜日)には阪神でGIII鳴尾記念、3日(日曜日)は東京で、GI安田記念が開催されます。今年で67回目を迎える安田記念は、競馬法の制定や日本ダービーの創設などに力を尽くされた“日本競馬の父”といわれるホースマン、日本中央競馬会の初代理事長、安田伊左衛門氏の功績を讃えて創設されたレース(1958年、氏の逝去にともない、安田賞から安田記念に改称)で、“春のマイル王決定戦”としてファンの方に愛され、数多くの名勝負を生んできました。
オグリキャップの勝利に沸いた1990年、第40回安田記念。1999年は、エアジハードとグラスワンダーの火の出るような叩き合いに酔いしれ、2008年、2009年に連覇を成し遂げた“女帝”ウオッカの闘志に、スタンドが大きく揺れました。

今年はどんなドラマが待っているのか!? 日本ダービーは終わっても、競馬に終わりはありません。