きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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25日、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで、種牡馬展示会が開催されました。新種牡馬のエスポワールシチー、ロジユニヴァース、スマートロビンフサイチセブンに加え、今年から日本で併用となるヘニーヒューズが披露されました。

ヘニーヒューズは2003年に産まれた米国産馬で、父ヘネシー、母 Meadow Flyerの血統です。デビューから天性のスピードを披露し、サラトガスペシャルSを3連勝で勝利し、翌年のキングスビショップSでは2着を5馬身ちぎりヴォスバーグSも完勝。スプリンターとして活躍しました。

ヘニーヒューズは日本でも産駒が走っています。それまでヘニーヒューズの日本での代表産駒といえば、兵庫ジュニアグランプリを勝ち、ジャパンダートダービー3着、その後、シリウスステークスで中央のダート重賞も手にしたケイアイレオーネや、ファルコンステークスを勝ったヘニーハウンドの名があがっていました。

そのヘニーヒューズの名をさらに高めたのが、昨年暮れの朝日杯フューチュリティステークスを勝ったアジアエクスプレスでした。もともと全日本2歳優駿に登録していたものの除外となり朝日杯フューチュリティステークスへスライド参戦。初の芝でのレースでG1タイトルを手にしましたことからヘニーヒューズ産駒の日本での活躍にも期待がいっそう高まりました。

ヘニーヒューズの初年度産駒は2017年デビューの予定です。ダートだけでなく日本の芝でも対応できることが証明され、ヘニーヒューズの産駒に注目を集めそうです。

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