きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今月29日に開催されるドバイワールドCデーがまるで日本祭りみたいなことになっています。

賞金総額約10億円のドバイワールドCにはベルシャザール、ホッコウタルマエの両雄が、世界最高の高額賞金に挑みます。同約5億円のドバイシーマクラシックにはジェンティルドンナ、デニムアンドルビーの昨秋のジャパンC1、2着馬が揃い踏み、ジャパンCを上回る賞金にヤル気満々でしょうね。

そしてドバイデューティーフリーが凄いことに。ジャスタウェイ、トウケイヘイロー、ロゴタイプ、中山記念組がくつわを並べています。こちらも賞金総額は約5億円と格が高いレースです。昨秋の天皇賞、先週の中山記念で鬼のような一瞬の切れ味を見せつけたジャスタウェイの課題は海外の芝で同じような脚が使えるかの一点だけですね。出世に手間取りましたが、今の強さは本物でしょう。歴史に名を刻むような名馬に駆け上がるチャンスです。

中山記念で痛恨の出遅れに泣いたトウケイヘイローはそれでも大バテせず見せ場たっぷりの6着に粘り込み。よほど体調が良いのでしょうね。自分の型に持ち込めればアッと言わせそうな雰囲気です。ロゴタイプはダービー以来の久々でもさすがでした。距離適性という面からは一番かもしれません。ムーランドロンシャン賞で銀メダルをもぎ取った父ローエングリンを凌ぐような走りを期待したいものです。明日はワールドCとシーマクラシックの展望を。

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