きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.4.19

ディープインパクトinヨーロッパ

4月19日は吉田豊騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

春の遅いヨーロッパもようやく平地シーズンに活気が出てきました。まだ来月幕を切って落とすG1シリーズへの前哨戦という段階なのですが、楽しみな馬も続々と登場しています。先週の注目株はフランスで走っているディープインパクト産駒のアキヒロでしょうか?日本のノーザンファームの生産馬ですが、オーナーはG1を14勝したマイルの女帝ゴルディコヴァや凱旋門賞でオルフェーヴルに一泡吹かせたソレミアなどの勝負服でお馴染みのヴェルトハイマー兄弟、このオーナーブリーダーの一族はファッションブランドのシャネルのオーナーとしても有名ですが、管理調教師の名匠アンドレ・ファーブルともどもビッグレースを勝つべく宿命づけられた華麗なる一門の期待馬です。

昨夏ドーヴィルのデビュー戦は後方から追い込んだものの進路妨害での繰り上がり優勝、しかし2戦目に選んだシャンティイのG2シェーヌ賞は鮮やかに追い込んで文句のない2連勝を飾りました。負かした相手がこの直後にG1ジャンリュックラガルデール賞を勝つナショナルディフェンスでしたから、価値の高い勝利と評判が高まりました。シェーヌ賞は、凱旋門賞と仏ダービーを勝った名馬ダラカニ、同じく凱旋門賞とパリ大賞を勝ち種牡馬として来日しているバゴなどを輩出している名物レースです。そして冬休みを挟んで、アキヒロは先週のシャンティイに姿を現しました。

臨んだ一戦はG3ノアイユ賞2100mは、仏ダービーと同コース同距離になります。主戦マキシム・ギュイヨン騎手の手綱でいつものように最後方からレースを進め、直線で強烈に追い込んだのですが、先に抜け出した同厩舎のソレイルマリンに頭差届かず無念の2着で初黒星を喫しましたが、力のあるところは見せてくれました。次戦がシャンティイの仏ダービーか、エプソムの英ダービーか、両睨みの現状のようですが、仏1000ギニーでディープインパクトに欧州クラシック制覇をプレゼントしたビューティーパーラーに続いてほしいものです。