きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.4.14

69年ぶりの牝馬∨へ

4月14日は国枝栄調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

レースに彩りを添えてくれた中山の桜も、今週末がそろそろ見納め。天気予報によると土曜は曇り。皐月賞が行われる日曜は、傘のマークが付いています。稍重だろうが、重だろうが、出走全馬、条件は同じですから、それはそれで仕方のないないことですが、やっぱり、良馬場で――と願うのは、みなさん、同じ思いではないでしょうか。

皐月賞が誕生したのは、双葉山の連勝記録が69でストップした1939年(昭和14年)。「横浜農林省典四歳呼馬」として創設され、第1回は横浜競馬場の芝1850mで施行されました。舞台が中山に移り名称が皐月賞となったのは1949年に行われた第9回から。そしてこの前年、小雨が降る東京を舞台にして行われた「第7回農林省典」で優勝したのが、牝馬ヒデヒカリでした。

今年で77回目。長い、長い歴史の中で牝馬が優勝したのはこのヒデヒカリと、前年1947年に勝ったトキツカゼの2頭だけ。今年、その歴史に敢然と挑戦を表明したのが栗東、高野友和厩舎のファンディーナです。

父ディープインパクト 母ドリームオブジェニー
馬主はターフ・スポート。北海道・浦河町、谷川牧場の生産馬です。

「69年ぶりの牝馬∨へ」
連日、そんな文字がスポーツ新聞を賑わせ、中には、
「ディープインパクト以来、12年ぶり無敗の皐月賞馬誕生か!?」
さらに気の早いところは、
「牝馬6頭目の顕彰馬へ」
などなど、レースが近づくに連れ踊る文字もヒートアップしています。

果たしてファンディーナは、小池百合子東京都知事のように、男が束になっても敵わないほど強い、歴史に名を刻む名牝なのか!? それとも、牡馬の逆襲があるのか? 日本ダービーへとつづくクラシックロードを、たまには、そんな単純な図式で見てみるのもいいのかもしれません。