きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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昨夜の有馬記念プレミアムレセプション、騎手、調教師は無論、AKB48の皆さんの来場もあってお陰さまで楽しく華やかに盛り上がりました。まだ2回目ですがレセプションを迎えると1年のの総決算へのカウントダウンがいよいよ始まった気分になります。“ミスター有馬記念”武豊騎手の参戦も最後の最後で決まり、なんだか、いっそう高揚感のある一夜になりました。

“有馬記念が一番盛り上がった日”90年のオグリキャップの鞍上にいたのは武豊騎手でした。16頭の馬が出走し、16人のジョッキーが騎乗したあのレース、今も現役で頑張っているのは武豊騎手と柴田善臣騎手、メジロライアンでオグリを追撃した横山典弘騎手だけです。

横山騎手は残念なことになりましたが、彼の騎乗停止が回り回って武豊騎手に幸運をもたらすのだから、競馬というものは人生というものは分りません。

考えてみれば、東西で200人以上の騎手がいて、有馬に騎乗できるのはたったの16人なのです。最近は外国人ジョッキーの姿が目立つようになっていますから、栄光のファンファーレを聴くのはもっと狭き門になっています。調教師は複数出走が可能ですが、大変さに変わりはありません。

有馬記念プレミアムレセプションはこうした方々の栄誉をたたえ、ステータスを高め、誇りを持っていただく、こうしたことも目的の一つになっています。もちろんファンへの謝恩も大きな柱になっています。意図はホースマンの皆さんに浸透しつつあると思います。来年以降もずっと継続していきたと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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