きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダート大激戦

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日曜は東京競馬場で中央競馬今年最初のG1フェブラリーステークスが行われます。昨年はモーニンが1分34秒0のレコードタイムで優勝。2着にノンコノユメと同世代2頭のワン・ツーで決まり、新時代の到来を実感させたレースでした。
しかしわずか数ヶ月で流れは逆転。5月のかしわ記念でモーニンは1番人気を背負い、新時代の主役として期待されていたもののまさかの8着に大敗となり、勝ったのはコパノリッキー、2着ソルテ、3着ベストウォーリアといずれも当時6歳の同世代馬が馬券圏内を占めた結果となりました。かしわ記念で半年ぶりに勝利を手にし息を吹き返したコパノリッキーは次走帝王賞でもノンコノユメを退け優勝。マイルチャンピオンシップ南部杯でも直線一気に加速し完勝と再び時代を取り戻したのが昨年10月までの出来事でした。

その後、ダート路線は再び群雄割拠の時代へと突入していきました。
芝からやってきたアウォーディーがダート6連勝でJBCクラシックを奪取。アウォーディーへの期待に待ったをかけたのがチャンピオンズカップでのサウンドトゥルーに東京大賞典でのアポロケンタッキーで、砂の時代はいったいどこへ向かうのかといった状況がまさに今年のフェブラリーステークスです。

根岸ステークスを勝って参戦のカフジテイクに昨年の覇者モーニン、ゴールドドリーム、サウンドトゥルー、ノンコノユメ、コパノリッキー、ベストウォーリアなど非常にオッズがばらけています。まさにダート大激戦が繰り広げられようとしています。

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