きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2017.2.13

覚醒した王者

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日曜京都競馬場で行われた京都記念は、3番人気のサトノクラウンが昨年につづき同レース連覇を達成しました。レースは、スタートで先手を奪ったヤマカツライデンが後続を大きく離して逃走。2番手ガリバルディ、3番手にサトノクラウンがつけ、単勝1.7倍の断然人気に支持されたマカヒキは5番手で道中を展開し、最後の直線では外からサトノクラウン、その後ろからマカヒキが迫り、残り200mを切ったところで先頭に立ったサトノクラウンがそのまま押し切っての勝利となりました。
2着にはスマートレイアー、3着にマカヒキ、4着ミッキーロケット、5着アングライフェンといった結果となりました。

サトノクラウンは昨年暮れの香港ヴァーズにつづいての連勝となりました。もともとサトノクラウンは将来性を期待されていた馬で、2歳新馬戦から東京スポーツ杯2歳ステークス、弥生賞と3連勝。皐月賞では同世代のドゥラメンテ、リアルスティール、キタサンブラックを差し置き、1番人気に支持され主役の1頭として期待を集めていた馬でした。しかし皐月賞では2度の不利で初の敗北を喫し、ダービーこそ後方からの競馬ながらもドゥラメンテの3着と力を示したものの、以降立て直しまでにはしばらく時間を要すことになりました。
今回の京都記念では断然注目を集めていたマカヒキを撃破。昨年香港で世界の実力馬ハイランドリールを破ったことで、確固たる自信を取り戻した走りを魅せてくれました。5歳世代の代表格の1頭がこうして本来の走りを取り戻したことで、今年の古馬戦線は4歳vs5歳の構図がより強くなっていきそうな気配です。