きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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27日、香港ではクイーンエリザベス2世カップが行われました。日本からは菊花賞馬エピファネイアとアンコイルドの2頭が出走。エピファネイアは4着、アンコイルドは10着の結果に終わりました。

期待を集めていたエピファネイアは、道中4番手からレースで、4コーナーでは抜群の手応えで先頭へ立つかの勢いでしたが、昨年の覇者ミリタリーアタック、外のデザインズオンロームに交わされ、伸び切れずに終わりました。勝ったデザインズオンロームから4馬身1/4差の着順です。

デザインズオンロームは今年の香港クラシックカップ、香港ダービーと連勝し、クイーンエリザベス2世カップでも1番人気に支持されていました。前年覇者ミリタリーアタックを抑えての優勝ですからこれで評価はさらに高まりそうです。

国内では嬉しい復活Vがありました。京都競馬場で行われたマイラーズカップで、ワールドエースがおよそ2年1ヶ月ぶりの勝利を挙げました。ワールドエースは、ゴールドシップ、フェノーメノ、ジェンティルドンナと同世代になります。「世界のエース」と名づけられ、クラシックでも主役として期待を集めたワールドエースでしたが、ダービー後、放牧中に屈腱炎の発症が判明。長期休養を余儀なくされました。

2月の東京開催で復帰するも、芝2000mのオープンで5着に終わったときは完調まではまだ先にも感じされました。それが今回コースレコードでの優勝です。関係者の長期に渡る想いが実った1勝となりました。G1の舞台でその姿を見れる日をじっくりと待ちたいと思います。

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