きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ダービー出走へ向けて調整が進められていた地方馬プレイアンドリアルの回復が間に合わなかったようです。ダービーを回避し、秋の復帰を目指すと報じられました。プレイアンドリアルは朝日杯フューチュリティSこそ7着に終わるも、東京スポーツ杯2歳ステークスでは皐月賞馬イスラボニータにクビ差まで迫った馬でした。出走してくれば地方からの刺客として楽しみな存在になったと思われるだけに残念です。ぜひ秋には無事復帰して力強い走りを魅せてください。

そのダービーですが、先週プリンシパルステークスに京都新聞杯が行われ、前哨戦が終わりました。プリンシパルステークスを勝ったのはベルキャニオンでディープインパクト産駒です。共同通信杯ではイスラボニータの1馬身1/4差の2着するもスプリングステークス、皐月賞と中山では力を出せずに東京で巻き返してのダービー出走権を獲得です。

京都新聞杯の方は、ハギノハイブリッドが末脚を発揮して重賞初制覇し、ダービーへと向かうことになりました。ハギノハイブリッドはタニノギムレット産駒で前走の東京2300mで行われた新緑賞では2着に3馬身差をつけて強い勝ち方をした馬でした。東京では新緑賞を含めて2走しており、共同通信杯は不利を受けて力を出しきれず6着でしたが、いい脚を披露するなど東京コースが合っていそうな印象です。

しかし、ベルキャニオン、ハギノハイブリッドの両頭に共同通信杯で先着しているイスラボニータはやはり一枚上ということになるのでしょうか。

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