きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダート競馬の祭典JBC結果

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11月3日(木・祝)、川崎競馬場でダート競馬の祭典「第16回JBC」が行われました。ダート日本一決定戦のJBCクラシック(JpnI・2100m)、ダートスプリント王者決定戦のJBCスプリント(JpnI・1400m)、ダート女王決定戦のJBCレディスクラシック(JpnI・1600m)と1日にJpn1の3本立て。川崎競馬場での開催は4年ぶり3回目で今回予想を上回るファンが来場し、地方競馬1日あたりの売り上げも昨年暮れにマークした東京大賞典の記録を抜き、地方競馬1日あたりの売り上げ新記録となりました、

レースの方をそれぞれ振り返ると、まずJBCクラシックにはJpn1・3連勝中のコパノリッキーを始め、ホッコータルマエ、ノンコノユメ、サウンドトゥルー、アウォーディーらが集結。まさにダート頂点を決めるにふさわしいメンバーが揃ってのレースとなりました。勝ったのは2番人気のアウォーディーでした。船橋のサミットストーンが逃げてペースを握り、ホッコータルマエ、クリソライト、コパノリッキー、アウォーディー、ノンコノユメの順で追走。最終コーナーでホッコータルマエがまず先に仕掛けて先頭に立ちコパノリッキーを振り切ると、その横からアウォーディーが並びかけ叩き合いの末、ホッコータルマエを3/4馬身抑えての優勝でした。アウォーディーは昨年9月にダート転向後、無傷の6連勝で初のJpn1タイトル奪取となりました。

JBCスプリントは昨年同レース2着に敗れたダノンレジェンドが雪辱を果たし見事優勝。悲願のJpn1初制覇となりました。スタートから先手を奪ってダノンレジェンドが逃走。最後の直線ではベストウォーリア、コーリンベリーら後続の追撃を寄せ付けずそのまま逃げ切っての勝利でした。

JBCレディスクラシックは昨年の同レース優勝馬ホワイトフーガが道中3番手追走から直線抜け出し、そのまま押し切って連覇達成となりました。このレースには昨年の桜花賞馬レッツゴードンキが出走。初のダート出走で注目を集める中、好位追走から2着を確保するレース内容で、今後の新たな可能性を見出したレースにもなりました。

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