きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.6.1

ようこそいらっしゃいませ。

先日グリーンチャンネルで岡田繁幸さんが出演された番組が放映され、想い出のレースを語られたシーンがありました。生涯で1番印象に残るレースは1986年のダービーだそうです。愛馬のグランパズドリームがレースに出走。当時14番人気と過小評価されながらも、岡田さんは愛馬の強さを見抜き、自信を持ってダービーに勝てると信じ、勝つつもりで仏壇から亡き父親の遺影を持って応援に行かれました。

そのグランパズドリームは、内から伸びて直線で粘り切るも、わずかにおよばずダイナガリバーの2着でした。岡田さんの悔しさのその横で、歓喜の涙を流していたのはダイナガリバーの社台グループの創業者・吉田善哉さんでした。ダービー22連敗と無縁だった吉田さんにとり、これが初めてのダービー制覇だったのです。

毎年様々な物語がダービーでは交差し永遠の結晶となります。

前日発売のオッズでは、皐月賞馬イスラボニータが2.7倍で1番人気に支持され、ワンアンドオンリーが5.7倍、トゥザワールドが5.9倍、レッドリヴェールが7.3倍、トーセンスターダムが8.9倍とつづいています。皐月賞上位馬と唯一の牝馬レッドリヴェールがひとつ頭抜け出し、今年のダービーを形作っています。

今年のダービーは皇太子殿下が東京競馬場へ行啓され、レースをご覧になります。ウオッカが勝った2007年のダービー以来となります。

さあ、今日はダービーです。81回目の歴史にその名を刻む英雄の誕生に、熱い声援と大いなる拍手を送りたいと思います。