きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.6.4

ようこそいらっしゃいませ。

日本ダービーが終わり、今週は本場のエプソムダービー。父が英愛ダービー馬にして並ぶもののない大種牡馬ガリレオ、母が英愛オークスなどG1を7勝の女傑ウィジャボードという超良血オーストラリアが圧倒的な人気に支持されています。まるでダービーを勝つために生まれてきたような血統です。英2000ギニーは3着でしたが距離延びて真価発揮の場ですね。

さてダービーデーには同コース同距離で古馬のG1レース、コロネーションCが行われるのが恒例になっています。今年はセントニコラスアビー記念と銘打たれています。100年を超える歴史と伝統を持つこの名物レースで史上唯一3連覇の偉業を成し遂げた馬を顕彰するものです。

でも、アビーの名が冠されたレースの誕生は実績ではなく、彼がファンに深く愛されたがゆえだったと思います。馬名は聖ニコラス大僧院、ニコラスさんはサンタクロースのモデルと伝えられ、国民皆んな大好きなお馴染みさんですね。彼はコロネーションC3連覇、BCターフ、シーマクラシック、レーシングポストTなどG1を6勝している一流馬です。しかしキングジョージや凱旋門賞など最高峰のG1レースでは、少し足りないレースの繰り返しだったのも残念ながら事実です。一昨年のシーズン最初の叩き台G3ムーアズブリッジSでは、ペースメーカーの逃げ切りを許す大失態を演じてしまいました。お茶目というか、愛すべきキャラクターのイメージです。アビーの物語、この続きは明日お届けします。