きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

大阪杯がG1に

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17日、JRAより2017年度の開催日割および重賞競走についての発表がなされました。年初は1月5日(木)からスタート。毎年恒例の東西金杯から始まり、年末は12月28日(木)までの日程が組まれました。祝日を利用した3日開催は3月18・19・20日、9月16・17・18日、10月7・8・9日、11月3・4・5日の4回。11月3日は金曜日開催となっています。

今回の発表で目に止まったのが重賞競走についてでした。すでにいくつかのスポーツ紙が報じていたとおり、大阪杯が「産経大阪杯」から「大阪杯」に変更となりG2からG1へと格上げ。金鯱賞が4回中京開催から2回中京開催に移動され、中山記念と合わせて大阪杯への優先出走権を付与する競走となります。春先の古馬中距離G1については長距離と中距離のすみ分けが広がるにつれて要望の声が高まり、国内の春季競馬における出走機会を拡充を目的に今回の大阪杯G1昇格となりました。
中山記念であればその後、ドバイ、香港にも出走しやすいローテーションが組みやすいのですが、大阪杯が開催は4月上旬。その前後に行われるドバイミーティングや香港のクイーンエリザベスII世カップがあり、有力馬にとり海外か国内かの選択になりそうです。

年末はホープフルステークスが競馬の締めくくりとなりました。こちらはG1格付けを申請中で、今年の出走馬が規定のレーティングを満たせば2017年からG1となります。まだ決定は先ですが、もしG1に昇格となった場合、朝日杯フューチュリティステークスの勝者とどちらが上かでJRA賞最優秀2歳牡馬・牝馬の意見も割れてそうな状況となりそうですね。そうなればなったで、3歳クラシック戦線の舞台もより盛り上がっていきそうですね。

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