きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ガリレオ対フランケル

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先日の凱旋門賞でワントゥースリーの快挙を成し遂げたエイダン・オブライエン厩舎の所属馬はガリレオ、ジョージワシントンなど歴史上の偉人の名前を馬名化して親しまれていますが、今年の2歳世代には第二次世界大戦の英雄の名前を拝借してきました。ダグラスマッカーサーは英オークス馬ワズの半弟というより、尾関知人厩舎にいたシャンパンスコールの下という方が親しみが湧くでしょうか。今年の偉人シリーズ、真打ちはチャーチルで決まりでしょうか。ホースマンとしても知られ『一国の宰相となるよりダービー馬オーナーとなる方が難しい』と伝えられる名言は余りにも有名です。

さて馬のチャーチルは、ロイヤルアスコットのリプテッドレース(無格付重賞)で初勝利を上げると、G3タイロスSを首差で辛勝、G2フューチュリティSは2馬身と余裕を見せ、三段跳びでG1ナショナルSを4.25馬身差の圧勝ぶりで4連勝中です。父は凱旋門賞ワントゥースリーの立役者ガリレオですが、驚くのはグレードが上がるたびに着差を広げているその成長力。それでもエイダン・オブライエン調教師は『馬がまだ寝ている』と今後のさらなる飛躍を予言しています。いったい、どこまで強くなるんでしょうか?

今週末のニューマーケットは2歳G1のフィナーレを飾る牝馬のフィリーズマイルが金曜に、翌土曜にはデューハーストSのプログラムですが、チャーチルはデューハーストSに1倍台の大本命人気を背負って出走します。注目は2戦2勝のフランケル産駒セヴンヘンヴンズとの対決でしょうか。父フランケルもこのレースを快勝してスターダムを駆け上りました。父子制覇なるかに熱視線が集まります。とは言え、前走は日本では考えられない2頭立ての競馬でしたから実力のほどは未知数です。フランケルを含めニューアプローチ、リップヴァンウィンクルなどの名馬がここから飛び立っているガリレオも十八番のレースです。やはりチャーチルのさらなる成長ぶりを見届けるレースになるのでしょうか?

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