きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

サマーシリーズ2016結果

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先週日曜、阪神競馬場ではセントウルステークスが行われました。スプリンターズステークスへ向けての前哨戦で、春に高松宮記念を制覇してスプリント王に輝いたビッグアーサーが出走。単勝2.1倍の支持を集めてのレースとなりました。最内からのスタートで先手を奪ったビッグアーサーに一昨年のスプリンターズステークス覇者スノードラゴンが迫ってきたところでペースアップ。前半の600m通過が33秒1とハイペースで展開し、2番手につけたスノードラゴンは直線残り200mを切ったところで失速する中、ビッグアーサーは内ラチ沿いを脚色鈍らず走りきり、2着ネロの追撃を1馬身振り切っての勝利となりました。2着にはネロが入り、3着ラヴァーズポイント、4着アースソニック、5着スノードラゴンの結果となりました。
スプリント路線と言えば、夏にソルヴェイグ、シュウジ、ブランボヌールら3歳馬が台頭。進撃を続ける3歳馬を前に、春の王者がビッグアーサーがきっちりと勝利を収めたことで対立構図がより鮮明となってきました。

先週のセントウルステークス、京成杯オータムハンデキャップでサマーシリーズ2016の全日程が終了しました。

サマースプリントシリーズはCBC賞3着、アイビスサマーダッシュ1着、北九州記念2着のベルカントが19ポイントで優勝。サマー2000シリーズは七夕賞1着、新潟記念2着で15ポイントを獲得したアルバートドックがチャンピオンとなり、サマーマイルシリーズはガリバルディ、ヤングマンパワー、ロードクエストが10ポイントで並ぶも12点以上を獲得した馬がなく該当馬なしの結果となりました。またサマージョッキーズシリーズは、シリーズ通じて3勝2着1回で41ポイントを獲得した戸崎圭太騎手がチャンピオンとなりました。

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