きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.9.11 注目集める3歳馬

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日本時間の9月11日(日) 22時にフランス・シャンティイ競馬場でニエル賞が行われます。3歳馬限定で行われるレースで、ダービー馬マカヒキが出走。凱旋門賞へ向けての前哨戦に注目が集まります。最大のライバルとされていた英愛ダービー馬ハーザンドはニエル賞を回避。前日のアイリッシュチャンピオンステークスへと向かいました。そのアイリッシュチャンピオンステークスには英オークス馬マインディングも含め、13頭中9頭のG1馬が参戦。対照的にニエル賞は出走馬5頭。G1馬はマカヒキのみで、マカヒキにとっては勝ち負けよりも、勝つこと前程で勝ち方が問われるレースとなりそうです。
2013年に同じくダービー馬キズナが出走。英ダービー馬を退け前哨戦を飾っています。マカヒキも凱旋門賞へ向けてプレッシャーをはねのけ、ぜひ強いレースを魅せてもらいたいです。

国内でもマカヒキと同世代の3歳馬に注目が集まっています。
中山競馬場で行われる京成杯オータムハンデキャップにロードクエストが出走。古馬と初激突になります。3歳馬と言えば、札幌記念でNHKマイルカップ3着のレインボーラインが3着に好走。函館スプリントステークスで3歳馬のワンツーを決めれば、キーンランドカップでは5着まで4頭の3歳馬が入り掲示板を独占するなど、レベルの高さを伺わせるレースが続いています。迎えて秋競馬が開幕。3歳実力馬と古馬との激突が本格化していく季節となり、新潟2歳ステークスで名を上げNHKマイルカップ2着の実力馬ロードクエストがまずは登場となりました。トウショウドラフタも含め、今年の3歳馬が古馬相手にどこまで走りきれるでしょうか。若き世代の生意気かつ頼もしい自己主張をレースで見たい思いがします。

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