きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.6.30

ようこそいらっしゃいませ。

いやぁ、おそれいりました。今年の宝塚記念は、昨年の覇者ゴールドシップが2着のカレンミロティックに3馬身差をつけ完勝。連覇を達成して幕がおりました。宝塚記念の連覇は、55回を数える歴史の中で初になります。

ゴールドシップは昨年宝塚記念を優勝後、秋初戦の京都大賞典で単勝1.2倍の圧倒的支持を集めるも5着に敗れ、つづくジャパンカップでは15着と大敗。有馬記念では3着に入るも勝ったオルフェーヴルとは10馬身近く離されての3位入着でした。今年阪神大賞典で勝ち名乗りをあげるも、天皇賞(春)では7着と昨年よりも着順をさげ、そして迎えたのが今回の宝塚記念でした。

今年の宝塚記念の勝ちタイムは2分13秒9で、昨年同様時計がかかったレースとなりました。重みのある馬場で走るレースはめっぽう強い、そんな印象も強くしたゴールドシップの走りぶりでした。

ゴールドシップの課題は早い時計への対応と東京コースのような長い直線での攻防になるのでしょうが、いまはレースの選択肢は国内だけに限られているわけではありません。無理に弱点を克服しようとする必要はなく、むしろ自身の強みを最大限に活かすようなレースの選択肢もあるのでは、そんな風にも思います。

時計のかかる欧州の馬場で、ゴールドシップの強みがさらに飛躍すればどんな結果となるでしょうか。今回の宝塚記念の勝利は、ゴールドシップを再び浮上させただけでなく、次のレースを夢想させてくれる大きな1勝だったようにも思いました。