きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.8.14

秋へとつなげる情熱を

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は札幌競馬場でダート重賞のエルムステークス、新潟競馬場ではマイル重賞の関屋記念が行われます。

エルムステークスは1996年に創設されたレースで、第1回目はシーサイドステークスとして函館競馬場で行われました。翌年にエルムステークスに名称を変更。舞台を札幌競馬場へと移します。思い出深いのは2012年のレースで、この年はダート路線で連勝街道まっしぐらのローマンレジェンドが登場。超新星と称され勢いに乗るローマンレジェンドを古豪歴戦の雄エスポワールシチーが迎え撃つ構図となりました。レースは4コーナー手前でエスポワールシチーが先頭に立ち、後ろに構えていたローマンレジェンドが追撃。両馬の叩き合いはゴール板までつづき、クビ差ローマンレジェンドに軍配が上がったレースでした。
2003年のレースもまた印象深く、この年は同年のフェブラリーステークスで不可解な惨敗を喫したアドマイヤドンが出走。斤量59キロを背負いながらも4コーナーで早々と先頭に立ち、直線で後続をあっという間に突き放す競馬で気がつけば2着に9馬身差。圧勝劇でダート界の主役へと再び駆け上がるレースとなりました。
今年は12頭が出走。秋のダート戦線へ向けて激しいレースを期待します。

関屋記念は今年で51回目。サマーマイルシリーズの第2戦になります。サマーマイルシリーズは7月の中京記念、この関屋記念、9月の京成杯オータムハンデと全3戦で行われますから、この2戦目の関屋記念の結果がシリーズ最終戦に大きく影響を与えます。前走中京記念の覇者ガリバルディは未出走ながらも、ピークトラムにケントオー、ダンスアミーガ、ダノンリバティら中京記念上位馬が第2戦目にも参戦。ポイントの加算具合によって最終戦の攻防も変わってくることでしょう。昨年は中京記念で1ポイントのみの加算だったレッドアリオンが優勝し、スマートオリオンと獲得ポイントで並び京成杯オータムハンデの結果同時優勝となりました。一昨年のクラレントも、初戦の中京記念こそ8着に敗れて1ポイントのみの獲得だったものの、この関屋記念と京成杯オータムハンデを連勝。2014年のサマーマイルシリーズの優勝馬となっています。

さて今年はどうなるでしょうか。秋へとつながる情熱が、レースで激しくぶつかり合いそうです。