きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.7.10

ようこそいらっしゃいませ。

シーザムーンの独ダービー11馬身差という歴史的圧勝で父シーザスターズの評価が急上昇しているようです。3戦3勝で英オークスを勝ったタグローダの評判も良くこの新種牡馬の初年度産駒は豊作と言えるのでしょう。

日本でもウオッカとの間のボラーレが話題になりましたが、600キロ近い巨体を持て余すこの仔はちょっと置いておいて、輸入されたシーザスターズ産駒は良く走っていますね。非日本向きと烙印を押された祖父サドラーズウェルズ、兄ガリレオと比べると格段に日本の馬場をこなしています。

ここまで5頭がデビューして2頭が勝ち上がっています。通算で12戦2-2-2-6、勝率16.7%は悪くない成績ですね。新馬勝ちしたエイシンアロンジーは3戦すべてが最速上がり、どんな流れにも対応できる器用さも備えているようです。今週土曜の中京・茶臼山高原特別2000mに登録があり、そろそろ待望の両目を開けてくれないでしょうか。

ライハイナルナは文句なしの世界的良血です。シーザスターズの同期で直接対決は3戦3敗でしたが、ライバルがいないと愛2000ギニーなどG1・4勝を上げるなど滅法強かったマスタークラフツマンの半弟に当たります。現役時代同様にライバルと同時に種牡馬入り、デインヒルダンサー系らしい軽快なスピードと底力を伝え、こちらも欧州2歳チャンピオンのキングストンヒル、仏ダービーのザグレイギャッビーなどをいきなり輩出し、ライバルに負けじと大奮闘を続けています。こうした背景からラハイナルナは種牡馬的価値も高く、管理する国枝榮調教師も気の休まる暇がないでしょうね。レース中の捻挫で休養中ですが、復帰が楽しみな馬です。