きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.8.2

快速牝馬の青写真

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先週日曜新潟競馬場ではアイビスサマーダッシュが行われました。アイビスサマーダッシュは2001年に創設。新装となった新潟競馬場の目玉として作られたJRA史上初の直線コースでの重賞レースで、今年で16回目の歴史を数えるレースです。過去カルストンライトオとカノヤザクラの2頭がこのアイビスサマーダッシュを2度制覇しています。今年は昨年の覇者ベルカントがこの偉業に挑み、競り合いの末連覇を果たしたレースとなりました。

それにしても今年のレースは例年以上にスタートから最後まで目の離せないレースとなりました。外枠好スタートから逃げるネロをベルカントがピッタリとマークして後ろに追走。残り300m付近から両雄が並び立ち、ベルカントにネロの1、2番人気馬による2頭の叩き合いによるマッチレースがゴールまで10秒弱つづいての決着でした。3番人気で連勝中の1000mスペシャリスト・プリンセスムーンも追い込んできたものの、2頭には1馬身1/4届かず3着の結果でした。鞍上のミルコ・デムーロ騎手が「ゴール前でたくさんムチを使ったので裁決に呼ばれた(笑)」とコメント。それほど力の入っていたレースでした。

勝ったベルカントは年内引退が報じられました。昨年は小倉1200mの北九州記念も制覇してサマースプリントシリーズの王者となり、今年も同シリーズチャンピオンを連覇を狙うようです。引退後はキズナを種付け、クラシック制覇の青写真も描かれました。次走の北九州記念、あるいは昨年手にすることができなかったスプリント王者へ向けて、快速牝馬への注目はまだまだ続きそうです。