きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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土曜函館で行われた新馬戦でスタチューオブリバティ産駒のアクティブミノルが先手を奪ってそのまま逃げ切り勝ちしました。5番人気でのレースでしたが、2着の1番人気だったマコトグナイゼナウに5馬身差をつけての圧勝でした。勝ちタイムは1分9秒8で、10R下北半島特別は1分9秒3でしたから3歳上500万クラスとは0.5秒差と好タイムでの走りでした。

スタチューオブリバティ産駒は日本ではカシノピカチュウあたりが走っていますが、重賞勝ちはまだになっています。アクティブミノルは今後どこまで成長するでしょうか。

函館で好時計の新馬戦を見たかと思えば、つづく福島6Rでの2歳新馬戦でもニシノラッシュが断然人気に応えて完勝。直線であっさりと先行馬を交わして2着に4馬身差をつけるスピードを見せました。ニシノラッシュは父サクラバクシンオー、母父Silver Hawkで、いとこは2008年の小倉2歳ステークスを勝ったデグラーティアがいる血統です。勝ち時計は1分9秒8で、まだまだ余力がある強い勝ち方でした。

同じ1200mで強い勝ち方をしたアクティブミノルにニシノラッシュの両馬が激突する日がくるでしょう。そのときはどちらに軍配があがるでしょうか。

日曜は福島と中京競馬場でそれぞれ重賞レースが行われます。どちらのレースもオッズが割れていて非常に混戦です。いよいよ本格化した夏の暑い日差しのもとで、各馬の疾風を楽しみたいと思います。

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