きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2つの難問重賞

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は函館競馬場で函館2歳ステークス、中京競馬場では中京記念が行われます。

函館2歳ステークスは2歳世代最初の重賞レースで、今年も16頭が出走。2012年以降フルゲートによるレースがつづき、オッズも割れ毎年予想を悩ませる混戦模様となっています。
クイーンステークス連覇にファンタジーステークス制覇など4つ重賞を勝ち阪神ジュベナイルフィリーズ2着、桜花賞3着のアイムユアーズも2011年の同レースではファインチョイスに押し切られての2着でしたし、2009年に短距離G1春秋連覇のローレルゲレイロも同レースではニシノチャーミーの強襲の前に2着、皐月賞に今年の安田記念馬ロゴタイプもこの函館2歳ステークスでは4着止まりで当時はまだ14番人気の目立たない存在でした。デビュー間もない2歳馬同士の激突とあって、結果もさることながら実力を秘めた馬にとっては今後ための経験にも大きくつながっていくレースに思います。

中京記念の方は、中京競馬場改修以降7月に時期を移したレースで、以前は3月開催時に行われていました。距離は2000mから1600mに短縮されサマーマイルシリーズ開幕戦に組み込まれたわけですが、以前からとにかく大荒れ。波乱続きのレースで1999年以降、1番人気がことごとく敗れ去り伏兵が多く台頭しているレースです。2004年のレースでは最低人気のメイショウキオウが逃げて逃げてそのまま逃げ切り勝ち。2009年は15番人気のサクラオリオンがハンデを活かして1番人気のヤマニンキングリーを交わして優勝。毎年のように二桁人気の馬が馬券圏内に絡んでいます。

どちらのレースも予想困難で、まるで難問。両レース的中目指して、もう少し頭を悩ませてみようと思います。

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