きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2016.7.23

中京から世代頂点へ向けて

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土曜中京競馬場では中京2歳ステークスが行われます。2歳オープン競走です。重賞の格付けこそないものの、1960年から行われているレースで歴史は深く、2006年の皐月賞・ダービー二冠馬メイショウサムソンに翌年の牝馬二冠ダイワスカーレットが若駒時代にこの舞台を駆け抜けていきました。

中でも特に印象深いのは2006年のレースです。この年はダイワスカーレットにアドマイヤオーラの早くから注目を集めていた2頭が出走。レース前から両馬による一騎打ちムードとなりました。レースは、ダイワスカーレットが2番手に位置取り、その後ろでアドマイヤオーラがマークするように展開。最終コーナーで先頭に立ったダイワスカーレットをアドマイヤオーラが追いかけ、後続を後ろに追いやり2頭の叩き合いの末、最後は半馬身差でダイワスカーレットがアドマイヤオーラを振り切りました。3着以下には5馬身以上差がついた結果となりました。
この両馬は次走シンザン記念でも激突。このときはアドマイヤオーラが交わして勝利を手にしました。この後、ダイワスカーレットは桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯に有馬記念2着と快進撃を続け、アドマイヤオーラは弥生賞優勝から皐月賞で1番人気に支持され、ダービーではウオッカの3着に入る活躍を魅せました。

中京2歳ステークスは2012年からそれまでの暮れ開催から夏場の開催になりました。時期を移動してからまだG1馬を送り出せていませんが、今年はディープインパクト産駒のサトノクロノスに、新種牡馬ディープブリランテ産駒で母ポロンナルワは今年のオークス馬シンハライトの半姉の良血馬ディーパワンサなどが出走。同世代のG1戦線へ向けて、例年にもまして楽しみなレースとなりそうです。