きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2014.7.21

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日曜函館競馬場では函館記念が行われました。上位6頭が単勝ひと桁台の混戦状態だったレースを制したのは2番人気のラブイズブーシェでした。4コーナー手前からポジションを前に上げて直線でトウカイパラダイス、グランデッツァを交わして先頭に立ち中団から伸びたダークシャドウの追撃を3/4馬身しのいで初の重賞制覇となりました。

ラブイズブーシェは父マンハッタンカフェで、母父はメジロマックイーンの血統です。母父メジロマックイーンといえば、ステイゴールドとの黄金配合によってその血が再び輝きを放ち始めたわけですが、他のサンデーサイレンス系との配合ではかならずしも成功を収めているわけではありません。今回函館記念を勝ったラブイズブーシェと同じく父マンハッタンカフェ×母父メジロマックイーンの配合の馬もこれまで何頭かデビューしているものの、重賞勝利まで辿り着いたのはラブイズブーシェが初になります。

そのラブイズブーシェはこれまでオープン勝ちはなく、昨年暮れの有馬記念ではオルフェーヴル、ウインバリアシオン、ゴールドシップにつぐ4着に入るも、日経新春杯、小倉大賞典と掲示板を外し、前々走の福島民報杯のオープン競走でも5着と実力がなかなかつかみにくさを持った馬でした。

父のマンハッタンカフェも、母父のメジロマックイーンもひと夏を越して実力を開花させていった馬でしたから、ラブイズブーシェもその血が色濃く受け継がれていれば今回の勝利をきっかけに才能をグッと引き伸ばしていくかも?