きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2016年上半期G1を終えて

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2016年の上半期G1が終わりました。先週行われた宝塚記念の売り上げは前年比で114.9%大幅増加。阪神競馬場への入場者人員も前年比で107.0%と大盛況ぶりでした。上半期G1全11レース中、8レースで売り上げが前年比で増加となり、G1売り上げトータルでは1兆3569億8554万2700円で前年比104.1%増、入場人員も328万9331人で前年比101.4%増と前年比プラスとなりました。

各G1レースを着順と人気で振り返ると、
・フェブラリーステークス … 1着 2人気、2着 1人気、3着 7人気
・高松宮記念 … 1着 1人気、2着 2人気、3着 3人気
・桜花賞 … 1着 3人気、2着 2人気、3着 6人気
・皐月賞 … 1着 8人気、2着 3人気、3着 1人気
・天皇賞(春) … 1着 2人気、2着 13人気、3着 3人気
・NHKマイルカップ … 1着 1人気、2着 2人気、3着 12人気
・ヴィクトリアマイル … 1着 7人気、2着 1人気、3着 2人気
・オークス … 1着 1人気、2着 2人気、3着 5人気
・ダービー … 1着 1人気、2着 2人気、3着 3人気
・安田記念 … 1着 8人気、2着 1人気、3着 6人気
・宝塚記念 … 1着 8人気、2着 1人気、3着 2人気
と人気上位馬がゴール前の攻防に名を連ねるレースで占められました。大波乱のまた競馬のひとつの醍醐味ではありますが、こうして強き馬が強さをきっちりと示して激突し合うことが、売り上げ増加につながった要因だったと強く感じます。

今週から2回福島、3回中京競馬が開幕します。舞台は函館、福島、中京となり夏競馬が本格化。秋へ向けてのそれぞれの競馬がスタートします。春を盛り上げた馬たちの夏を超えての成長、あるいは春の主役馬を凌駕するような強き馬の登場、来年のクラシックを担う2歳世代の若き姿など、夏のドラマにも期待が高まります。

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