きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2016年宝塚記念ファン投票結果

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宝塚記念ファン投票の最終結果が発表されました。宝塚記念に出走させたい馬をJRA所属の現役競走馬(3歳以上)の中から10頭まで投票し、宝塚記念の第1回特別登録を行った馬の中から得票数の多い上位10頭に優先出走権が与えらる投票で、今年は有効投票総数 1,015,162票が集まりました。最終結果の順位のうち上位20頭は以下のとおりとなりました。

1位…キタサンブラック(82,121票)
2位…ラブリーデイ(64,269票)
3位…ショウナンパンドラ(55,794票)
4位…ゴールドアクター(51,383票)
5位…ミッキークイーン(48,744票)
6位…ドゥラメンテ(40,652票)
7位…マリアライト(33,348票)
8位…モーリス(31,177票)
9位…リアルスティール(27,553票)
10位…マカヒキ(26,762票)
11位…サウンズオブアース(23,773票)
12位…メジャーエンブレム(23,707票)
13位…トーホウジャッカル(22,557票)
14位…ディーマジェスティ(21,927票)
15位…アンビシャス(21,636票)
16位…カレンミロティック(19,871票)
17位…リオンディーズ(19,742票)
18位…エイシンヒカリ(18,588票)
19位…イスラボニータ(17,952票)
20位…シンハライト(16,215票)

仮にフルゲートで上位18頭が揃えばそれこそ史上空前の大激突となるでしょうが、ファン投票上位馬すべての出走は毎年のことながら難しく、優先出走権が与えられる上位10頭の中においてもショウナンパンドラにゴールドアクター、ミッキークイーンは回避を表明。モーリスにリアルスティールは先日の安田記念を選択し、マカヒキはニエル賞から凱旋門賞への挑戦プランが発表されました。その凱旋門賞にはマカヒキ以外にもドゥラメンテ、サトノダイヤモンドらが登録。2014年のダービー馬ワンアンドオンリーも宝塚記念の結果次第で凱旋門賞への遠征も視野に入れています。

春のドリームレースとして位置づけられてきた宝塚記念も、近年は海外遠征に向けての壮行レースとしての印象が強まっています。上位馬回避がつづいているとはいえ、1位のキタサンブラックにドゥラメンテ、昨年の覇者ラブリーデイ、天皇賞(春)3着のシュヴァルグランに才能を覚醒させたアンビシャスら現役最強馬、実力馬が集結。秋国内組と海外遠征組の激突で上半期のG1を締めくくるにふさわしいレースとなりそうです。

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