きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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土曜、札幌競馬場で行われた2歳オープンのコスモス賞は、1番人気のマイネルサクセサーが直線で内側から抜け出し未勝利戦につづく連勝で勝ち名乗りをあげました。

マイネルサクセサーは父ブライアンズタイムで母父がジェイドロバリーの血統になります。前走の未勝利戦ではレコードタイムでの勝利でした。コスモス賞は、ゴールドシップをはじめヤマニンシュクルにローブデコルテ、マイネルホウオウら過去10年で4頭のG1馬を送り出しているレースです。ブライアンズタイムの最後の世代になるマイネルサクセサーはどこまで成長を遂げるでしょうか。

小倉の2歳オープンのフェニックス賞はレオパルディナがゴール前差し切って、デビュー戦についで2連勝を決めました。レオパルディナは父スニッツェル、母父シーキングザゴールドの血統です。スニッツェルはまだ中央では産駒の重賞勝利こそないものの、自身は現役時代豪州スプリントG1でスプリンターズS馬テイクオーバーターゲットを退けています。レオパルディナはデビュー戦でも高い短距離適性をみせていました。フェニックス賞は次の小倉2歳ステークスとの連動も高いですから、次走でもその走りに注目したいと思います。

日曜日は新潟で関屋記念が行われます。前走で中京記念3着のマジェスティハーツ、安田記念4着のダノンシャーク、中京記念では馬場に泣いたクラレント、今年の京都金杯の勝ち馬エキストラエンドらが人気上位となっています。夏の新潟に清涼を運ぶ馬はどの馬でしょうか。

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