きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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18日にオーストラリア・コーフィールド競馬場で豪G1コーフィールドカップが行われました。日本からはアドマイヤラクティが挑戦し、後方でレースを進め最後は直線一気の競馬で優勝。海外で初のG1タイトルを手にしました。この日、4歳馬のバンデも出走を予定していましたが直前で取り消しになりました。アドマイヤラクティはこのあと11月4日のメルボルンカップに向かうようです。

国内では土曜東京競馬場で、府中牝馬Sが行われました。直線で内から抜け出すホエールキャプチャに外から強襲したディアデラマドレ、スマートレイアーの競り合いとなり最後はディアデラマドレが半馬身差前に出て2つ目の重賞タイトルを手にしました。

日曜京都では牝馬クラシック最終章・秋華賞が行われます。前売りオッズではヌーヴォレコルトが単勝1.4倍にまで支持を集めています。2番手はレッドリヴェールの7.9倍で、ショウナンパンドラが15.0倍、ブランネージュが19.8倍とつづきます。予想以上にヌーヴォレコルトの人気が集中した、そんな印象も受ける秋華賞の前日オッズです。

振り返れば今年の牝馬戦線は、昨年暮れにハープスターをレッドリヴェールがハナ差捉えて優勝。2歳女王に輝き、かつてのブエナビスタとレッドディザイアのような物語が描かれるのではと思われました。その思惑とは違った景色がこの秋華賞で彩られてます。競馬は本当に毎年違った物語をファンに見せてくれます。

さてその物語は喝采の淀にどんな華を舞い咲き誇らせるでしょうか。

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