きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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先週、中山と京都で6鞍の3歳新馬戦が行われました。

5日の京都で行われた3歳新馬戦(ダート1400m)ではメイショウロフウが2着に5馬身差、3着以下は大差で引き離し好スタートから終始ラクな手応えで他馬を寄せつけない圧巻の走りでデビュー戦を飾りました。

特筆すべきはその勝ち時計で、同日の古馬1000万下より0秒1速く、1分23秒5の記録はダート1400メートルで行われた新馬戦としては過去最速だそうです。父ゴールドアリュールはジャパンダートダービーで3歳ダート路線の頂点に立ち、ダート界で時代を築きました。偉大なる父の背を超える走りに注目したいと思います。

芝路線では6日京都でエーシンハクリューが豪快な走りで能力の片鱗を魅せつけました。スタートでは出遅れるも4コーナー手前で大外マクリで一気に先頭に立ち、後続の追撃を許さず完勝。母系は従兄弟に中山グランドジャンプ、中山大障害を制覇したブランディスがいるほか、近親には輸入種牡馬ベリファもいる一族で、今後の走りに期待が高まります。

さて今週は中山で3歳の重賞レースが2つ行われます。先週京都で行われたシンザン記念では、エーシントップがスピードの違いを逃げ切り、クラシックへ向けた走りを魅せてくれました。

今週はどの馬が可能性をアピールするのでしょうか。

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