きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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8日、2012年度 JRA賞受賞馬選考委員会が開催され、年度代表馬には牝馬三冠+ジャパンジャパンCを制覇したジェンティルドンナが選ばれました。牝馬の年度代表馬は2010年のブエナビスタ以来5頭目で、3歳牝馬の選出は同賞が制定されて以降、史上初のようです。

ジェンティルドンナは今年、秋の凱旋門賞を視野に春はドバイシーマクラシックへの出走も報じられており、海外での活躍へ期待を込めて堂々たる戴冠でした。

2歳部門はロゴタイプ、ローブティサージュで妥当でしょう。3歳牡馬はクラシック二冠+有馬記念のゴールドシップが受賞しました。ダービーを制したディープブリランテの名がないのは残念ですが、夏を越してさらに力をつけたゴールドシップの強さは突出していました。

古馬にはオルフェーヴルとカレンチャンが選ばれました。オルフェーヴルは今春2走と伝えられ、動向次第でゴールドシップ、ジェンティルドンナとの対決が実現しそうです。

最優秀短距離馬のロードカナロアには異論はないでしょう。スプリンターズSを制し、香港では日本競馬史上初の快挙を達成しました。ドバイゴールデンシャヒーンに登録しており、どんな走りを魅せてくれるか期待が高まる受賞となりました。

最優秀ダート馬はニホンピロアワーズとなりました。障害馬の選出はマジェスティバイオとマーベラスカイザーで票が割れました。マジェスティバイオが今回は受賞となりましたが、両雄のせめぎあいが今年の障害レースを盛り上げてくれそうです。

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