きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.11.13 美しくも熱き乙女たちの戦い

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今週は東京、京都、福島の３場でそれぞれ重賞競走が行われますが、注目を集めるのは京都で施行される女王決定戦のエリザベス女王杯でしょう。
同レースは1995年まで牝馬三冠レースの最終戦として行われていました。1996年以降は条件が変更され、３歳以上の牝馬による女王の座を競うレースとなりました。世代を超えた非常に楽しみなレースですが、3歳馬の多くは秋華賞を目標に調整してきていますから、元々このエリザベス女王杯に照準を合わせてきている古馬にどう対抗するかが勝敗を分けるカギとなりそうです。

注目は昨年の女王ラキシスです。３歳時にも２着の実績を持っていますから、ライバルたちを迎え討つ立場の彼女がどのような走りを見せてくれるのか楽しみです。

一方、新女王の座を狙うライバルの中でも樫の女王ヌーヴォレコルトも注目です。今年はなかなか勝ちきれないレースが続いていますが、昨年のエリザベス女王杯では優勝馬ラキシスから僅差の２着です。京都の芝コースの相性は良さそうですから、ひさびさの復活優勝に期待しましょう。

他にも３歳世代からタッチングスピーチやルージュバック、クイーンズリングら実力馬も果敢に参戦してきますから、新旧女王の世代交代が実現するのか、非常に目が離せない一戦となりそうです。

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