きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週の東京では、今年初のG1フェブラリーSが予定されていますね。ジャパンカップダートと並び、ダート王者を決定する重要な一戦です。

3月下旬にUAEで行われるドバイ国際招待競走を目指す実力馬が数多く参戦するため、豪華メンバーが揃い、年々、レースレベルも上昇しているようです。

1997年にG1へ格付けされ、以来16頭の優勝馬が出ましたが、いずれも連覇を含む2勝以上した競走馬はまだ出ていません。唯一、2003年ゴールドアリュール、2010年エスポワールシチーで史上初の父仔制覇を達成しています。

2011年優勝馬のトランセンドはドバイワールドCで、ヴィクトワールピサとの熾烈な叩きあいの末2着と国際競走で結果を残し、2010年優勝馬のエスポワールシチーはダート路線でG1・Jpn1通算7勝と活躍を続けています。

今年は前年王者のテスタマッタをはじめ、エスポワールシチーやシルクフォーチュン、タイセイレジェンド等のダート巧者たちに加え、ダート路線で着実に実績を積み重ね、戴冠を狙うガンジスやイジゲン、NHKマイルCを制覇したカレンブラックヒルやマイル重賞を3勝しているガルボら芝の重賞ウィナーが初参戦するなど、東京競馬場ダート1600mの舞台で熾烈なV争いが予想されますね。

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