きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.9.26

隠れた菊花賞トライアル?

ようこそいらっしゃいませ。

今週は中山競馬場でオールカマー、阪神競馬場で神戸新聞杯と、秋のG1戦線の指針を占う2つの重賞レースが組まれています。

オールカマーには、昨年の秋華賞馬で今年の宝塚記念で3着に入ったショウナンパンドラに、昨年のオークス馬ヌーヴォレコルト、G1・2勝のロゴタイプ、一昨年の菊花賞2着のサトノノブレスに、マーメイドステークス2着から参戦のマリアライトなど15頭が揃いました。神戸新聞杯の方も15頭が出走。ダービー4着後骨折からの復帰となるリアルスティールを筆頭に、4戦して3勝2着1回のマッサビエル、2戦2勝で7ヶ月ぶりのレースとなるキロハナ、前走で初の芝コースも苦にせず完勝したリアファル、春のクラシック出走ならずも安定した走りを見せたアルバートドックなど、ひと夏を越してどんな成長を遂げたか楽しみなメンバーが揃いました。こちらは春二冠のドゥラメンテにとってかわる主役の座をめぐっての闘いとなりそうです。

菊花賞への指針といえば、土曜中山競馬場で行われる九十九里特別も注目してみたいレースのひとつです。こちらは3歳1000万下で中山・芝2500mで競われる条件戦ですが、このレースで思い出すのが2004年の優勝馬デルタブルースです。デルタブルースは、春のクラシック未出走ながら阪神・芝2500mの兵庫特別にこの九十九里特別で実力を磨き、菊花賞本番では道中5番手から早めの競馬で押し切り最後の一冠を手にしました。

デルタブルース以降も、九十九里特別では多くの3歳馬が優勝、あるいは上位入着していますが、デルタブルースを超える実績馬は出せてはいません。デルタブルースから11年。隠れた菊花賞トライアルになってほしい、そんな想いも込めて今年出走する3歳馬2頭に注目してみたいと思います。