きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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先日、青森県の酸ヶ湯では積雪515センチを記録し、観測が続けられている地点では国内最高を記録しました。まだまだ関東でも肌寒い日がつづきますが、天候は晴れ、2回中山競馬の開幕は良好なコンディションで迎えられそうです。

日曜日には古馬中距離戦、中山記念が行われます。中山記念の創設は1936年と歴史は古く、戦後51年までは春秋2回行われていたこともあり、今年で87回を重ねます。

安田記念、あるいは天皇賞(春)、宝塚記念など春の頂点を睨んでのレースになり、ヴィクトワールピサ、カンパニー、ローエングリン、サイレンススズカなど数多くの名馬が伝統にその名を刻んできました。

今年は中山コース巧者ナカヤマナイトに、3歳安田記念以来の復活Vを狙うリアルインパクト、福島記念覇者ダイワファルコン、中山金杯につづく重賞制覇を狙うタッチミーノット、AJCCにつづく重賞連勝で強さを証明したいダノンバラードなど15頭が出走してきました。

4連勝で初の重賞チャレンジとなるアンコイルドも気になる存在になりそうです。アンコイルドの父ジャイアンツコーズウェイは、ヨーロッパのファーストクロップリーディングサイアー、あるいは09年、10年の北米リーディングサイアーにも輝く種牡馬で、日本でも11年にマイルチャンピオンシップを制したエイシンアポロンを送りだしています。初の中山コースになりますが、連勝の勢いに乗りこのまま重賞初制覇となるでしょうか。

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