きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

サマーシリーズ2015最終戦

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、中山競馬場で京成杯オータムハンデキャップ、阪神競馬場でセントウルステークスが行われます。
どちらもサマーシリーズ2015の最終戦となり、京成杯オータムハンデキャップではサマーマイルシリーズ、セントウルステークスはサマースプリントシリーズのそれぞれの優勝馬が決まります。

現在までの流れを振り返ると、サマーマイルシリーズはこれまで7月の中京記念、8月の関屋記念と中京と新潟の芝マイルでレースが行われました。中京記念ではスマートオリオンが優勝。2戦目の関屋記念に出走するも11着に終わり、代わりに1着でゴールを駆け抜けたのが中京記念で8着だったレッドアリオンでした。その2頭が現在11ポイントで並んでトップ。中京記念2着、関屋記念4着のアルマディヴァンが8ポイントで追いかける状況です。この上位3頭は京成杯オータムハンデキャップにいずれも出走してますから、サマーマイルシリーズ2015の優勝をかけての激突といった形になっています。

サマースプリントシリーズの方は、6月の函館スプリントステークスからスタートし、7月のCBC賞、8月のアイビスサマーダッシュ、北九州記念、キーンランドカップとこれまで5戦を消化しました。現在の順位はアイビスサマーダッシュ、北九州記念を連勝したベルカントが20ポイントでトップ。函館スプリントステークス優勝、キーンランドカップ3着のティーハーフが14ポイントで2位、キーンランドカップ優勝のウキヨノカゼ、CBC賞優勝のウリウリが10ポイント、函館スプリントステークス2着にアイビスサマーダッシュ3着だったアースソニックが9ポイントでそのあとを続いています。
セントウルステークスはG2で優勝馬は12ポイントの獲得となりますから、アースソニックにも勝てばサマースプリントシリーズ逆転優勝の可能性があったのですが、残念ながら左前挫石のため回避。出走馬の中でサマースプリントシリーズで唯一優勝の可能性が残されているのはウリウリだけとなりました。ウリウリが勝てばサマースプリントシリーズ2015を逆転優勝。2位以下の場合はベルカントがそのまま逃げ切る形になります。

サマーシリーズ2015最終戦。さてどうなりますことやら。

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