きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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4月28日に香港シャティン競馬場で行われるクイーン・エリザベス2世カップに招待されていたエイシンフラッシュが招待を受諾することになったようです。

クイーン・エリザベス2世カップは1975年に創設されたレースで、今年で39回目の歴史を数えます。2002年にはエイシンプレストンが出走。香港マイルで海外に名を馳せたエイシンプレストンはこのレースでも力を発揮し、国際G1・2勝目をあげると、翌年同じ舞台で1番人気に応え連覇を達成しました。昨年はルーラーシップが出走し、国際舞台の場で初のG1タイトルを手にしています。今年日本馬による同レース連覇なるのでしょうか。

そのエイシンフラッシュが始動する大阪杯は、G1と見紛うほど豪華なメンバーが揃いました。昨年は阪神大賞典からのスタートだったオルフェーヴルは今年は大阪杯を春初戦に持ってきました。調教でも仕上がり上々の走りを見せているようです。

振り返れば昨年のオルフェーヴルは、大賞典での逸走から宝塚記念での復活、凱旋門賞2着とドラマチックに歴史を刻んだ1年でした。オルフェーヴルが海外へ遠征中、ジェンティルドンナにゴールドシップ、フェノーメノといった新たな世代が台頭。ジャパンカップではジェンティルドンナにハナ差先着を許すなど、昨年オルフェーヴル一色だった春とは状況とは異なる中での春緒戦となりました。

今日日本時間深夜にはジェンティルドンナがドバイの地でレースに挑みます。オルフェーヴルは王者の風格をどんなレースで魅せてくれるのか、注目したいと思います。

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