きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2015.6.21 3歳ダート頂点へ向けて

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土曜東京競馬場では2歳新馬戦が行われ、リアルスティールの全弟プロディガルサンがデビュー。単勝1.4倍の断然人気で注目を集めての出走となりました。
スタート後に馬群中団で追走し、4コーナー曲がったところではまだ中団後ろめでしたが、外から進出して残り200m切ったところで先頭へ射程圏内に入れ、最後は2着フジマサスペシャルに半馬身差をつけてのデビュー勝ちとなりました。デビューで3馬身半ちぎった全兄リアルスティールのような派手さはなかったものの、それでも上がり34秒2のタイムを披露。これからさらに成長していきそうな落ちつきもあり、今年の2歳戦線が楽しみになるデビュー勝ちでした。

日曜は函館と東京で重賞レースが行われます。
函館のメインは函館スプリントステークスで、東京のメインはユニコーンステークスです。

3歳ダート重賞ユニコーンステークスは、7月に大井競馬場で行われるジャパンダートダービーへ向けてのステップレースで、カネヒキリにグレープブランデーらがユニコーンステークスを経由してジャパンダートダービーを優勝。3歳ダートの頂点に立っています。
今年のレースですが、印がゴールデンバローズに集中している状況になっています。ゴールデンバローズはデビュー戦を芝で2着になるも、2戦目からはダート路線に変更。未勝利戦を大差のぶっちぎり勝ちし、つづく500万条件もラクラクとクリアーし、オープンのゴールデンバローズも出遅れながら2着に3馬身半差をつけ勝ちあがります。その後、ドバイへ遠征。UAEダービーに出走し3着に終わりましたが、それでも能力の高さを示した走りでした。国内に戻り、今回どんなレースを披露するでしょうか。期待が高まります。

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