きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2013.4.29

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今年の天皇賞(春)は、4歳馬フェノーメノが念願のG1奪取でその名を歴史に刻みました。フェノーメノは3歳時に、ダービーで2着後、セントライト記念から古馬戦線へと路線を定め、天皇賞(秋)2着、ジャパンカップ5着と才能の開花まであと一歩のレースをつづけていました。

母父デインヒルは、現役時代のG1勝利はというとスプリントカップのみで、種牡馬となって大成した馬でした。日本では2002年に無敗で秋華賞、エリザベス女王杯と制覇し有馬記念でもシンボリクリスエスを差し置いて1番人気に支持されたファインモーションが代表産駒にあたるでしょう。凱旋門賞を優勝したディラントーマスに、アイリッシュダービー馬のデザートキングなど、デインヒルは名だたる名馬を送り出し続け、リーディングサイアーに長らく君臨、オフシーズンにはシャトル種牡馬として地球の裏側にまで渡り歩きました。

フェノーメノへ距離不安の声もありましたが、1000m通過が59秒4のペースを中団で追走し、ゴールドシップのお株を奪う2週目4コーナー手前から早め仕掛けのロングスパートで直線で先頭に立ち押し切った走りは、まさに横綱そのものでした。

フェノーメノの前半3ハロンが37秒6で上がりタイムが36秒2、対するゴールドシップが前半39秒9で上がりが37秒0ですから、今回、ゴールドシップは後方からの追い上げがいつも以上に激しくなりスタミナをロスしてしまったようです。

香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世Cにエイシンフラッシュが出走し、直線での追い込むも3着の結果でした。