きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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2日、園田競馬場では兵庫チャンピオンシップ(JpnII)が行われます。中央勢からは5頭。コパノリッキーにソロル、バッドボーイ、ノウレッジ、ベストウォーリアと今年も3歳ダートを牽引する強力な中央勢が顔を揃えました。

兵庫チャンピオンシップは、2000年の第1回ミツアキサイレンス、第2回はロードバクシンと、最初の2回は地方馬に軍配が上がったものの、それ以後、去年までの12年間は連続して中央勢が勝利を独占しています。今年地方勢からは、7頭が出走。果たして、中央勢の布陣を崩すことはできるでしょうか。

当日は、前走で伏竜ステークスを勝ったコパノリッキー、そのコパノリッキーにヒヤシンスステークス先着したソロルなど人気を集めそうですが、中央勢のベストウォーリアに注目してみたいと思います。

父マジェスティックウォリアーは、米国産馬で2007年にサラトガ競馬場を舞台に行われたホープフルステークスを圧勝した馬で、米リーディングサイアー A.P.Indy の血と母父にこちらもリーディングサイアーのシーキングザゴールドの血を受け継いだ良血馬になります。G1勝ちはホープフルステークスのみで7戦2勝。種牡馬となり代表産駒こそ少ないものの、ダート戦線で走ってきそうな血統でその走りに期待が膨らみそうです。

ベストウォーリアの母系にはゴーンウェストにグラスワンダーの父として日本で馴染み深いシルバーホークと、ベストウォーリアの血統はまさに This is America.ゴリゴリに米国の血で固められたベストウォーリアの血は、日本でどのように開花していくでしょうか。

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