きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今年の日本ダービーは創設から80回を数える節目なのをご存知ですか?

東京競馬場内にあるJRA競馬博物館では春季特別展として「東京優駿・東京競馬場展」が開催されています。ホースマンなら誰しもが憧れ、目標とするレース。それが東京優駿(日本ダービー)なのです。

1933年、ワカタカが第1回ダービー馬となってから80年。競馬の祭典と呼ばれ、世代の頂点を決める春競馬最大のレースとしてファンに長く親しまれてきました。その舞台となる東京競馬場も開場から80年を迎え、ダービーと共に歩んできた歴史と言ってもいいでしょうね。

東京競馬場は1907年、現在の東京都目黒区に目黒競馬場として開設されたのが始まりです。その後、周辺の開発が進み、地価の高騰により現在の府中に移転、開設されたようです。ダービー当日の最終レースに目黒記念が行われるのは、この目黒競馬場にちなんでいます。

他にも博物館では、歴代のダービー馬や東京競馬場80年の歩みなど普段なかなか見ることのできない貴重な展示物や写真など、当時の様子を垣間見ることができます。

春季特別展は6月30日(日)まで開催しています。この期に競馬のロマンに触れてみるのも良いかもしれませんね。

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